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全ての社員がお互いの夢を
担ぎあえる会社にしたい
髙橋 ゆき
(Takahashi Yuki)
取締役副社長
「愛と感謝」が
ベアーズのブランド
チームベアーズとその先のお客様へ「愛」を届けたい
私はいろいろなメディアに出させていただく機会が多いのですが、いつも心に留めているのは、愛と感謝に溢れている人でありたいという想いです。なぜなら、ベアーズの商品は「愛」だからです。すべてのご縁に感謝し、感動度120%をお届けすること、それがベアーズのブランドです。新聞やテレビというメディアの向こうのみなさんに少しでもそれをお伝えできたらと思っています。
それから、会社の想いやブランドは外側だけでなく、内側に発信することも大切です。私は社員であるチームベアーズに対して、いつも「愛を届けに行きなさい」「感動度120%を届けなさい」と伝えています。こうしてメディアに出ることは、 チームベアーズの皆に背中を見せることでもあるんです。
ベアーズでは、現場スタッフであるベアーズレディに日頃の感謝に愛を添えて伝える「愛と感謝の祭典」というイベントを行っています。企画・演出・運営、それから余興……すべてをベアーズの社員が行って、ベアーズレディにおもてなしをするんです。前回の祭典では、ホテルのホールを貸し切って、総勢300人くらいのベアーズレディをお招きして行いました。愛と感謝は人から人へ伝播していくものです。こうした組織内での交流をとおして、さらに先にいるお客様へ愛と感謝の気持ちをお届けできたらと思っています。
夢はきっと叶う――ベアーズでのキャリア形成について
ベアーズには“サポーター”がたくさん
「愛と感謝の祭典」の開催は、私の夢のひとつでしたし、2013年の10月に行った「ベアーズ大運動会」の開催も、私の創業時からの「いつか運動会ができるくらいのチームにしたい」という夢のひとつが叶った瞬間となりました。これは、日頃から夢を語っているから実現したことだと思っています。
バーベキューをやりたい、運動会をやりたい、社内託児所を作りたい、社員の健康を気遣える社員食堂を作りたい……夢を人に伝えると必ず“サポーター”が手伝ってくれます。来期には、念願の託児所も完成させたいと思っていますし、5年後くらいには社員食堂の夢も叶ったらいいなと思います。もう少し先には一番大きな「家事代行を産業にする」という夢もきっと叶うでしょう。でも、これは一人では決してできません。多くのサポーターがいるからできることだと思います。
「夢」を成長の糧に
夢を実現するには、夢を持つだけでなく、語ることが大切です。
ですから、これからベアーズに入社するみなさんにもどんどん夢を語ってほしいと思っています。ベアーズでは人事考課のときに上長へ「キャリアプラン」ではなく「ライフプラン」を提出するよう指導しています。今から5年後までの人生のプランを想い描きなさいと言っているんです。最初はみんな、「来年はリーダーになって、再来年はプロジェクトを立ち上げて……」なんてことを書くんですが、そんなのは全部ボツ(笑)。書き直しです。そういうことじゃなくて、もっとプライベートな人生のことを書きなさいと。「もうすぐ付き合って1年になる彼女がいる。来年には一緒に住んで、再来年に結婚、3年後には子供が生まれて、5年後にはマイホームをローンで購入したい……」みたいなことを書いてほしいんです。
そうしたら、「今の収入だと厳しいよね。じゃあ、5年後までにここまで役職を上げないといけない。そのためには、1年後までにアレとコレをやろう」というふうに、逆算しながらそのタイミングごとにどうやって組織に還元していけばいいかを考えることができます。キャリアは、「夢」という目的のための手段に過ぎません。先に目的を設定すれば、おのずと今やるべきことは見えてくるんです。もちろん、夢に5年なんて縛りはないですから、どんどん大きな夢を語ったほうがいいと思っています。それが大きな成長につながります。
夢は人生の道しるべになる
ベアーズは、社員が夢を普通に語り合える環境を作りたいと思っています。自分の夢を実現するために会社の夢を叶えるお手伝いをしてほしいですし、会社の夢が叶うことで自分の夢にも近づいていくでしょう。このように、お互いの夢の片棒を担ぎあえる会社にしたいと思っているんです。毎日がむしゃらに働いていたら、「どうして自分はここにいるんだろう」とか、「どうして働いているんだろう」とか思ってしまうこともあります。そんなとき、夢は人生の道しるべになります。ベアーズでは、社員一人ひとりの一度きりの人生を尊敬し大切にしています。愛と感謝の気持ちを持って、すべての社員と夢を育み合える関係になれたらと思っています。

感謝のバトンを次へつなぐ
ベアーズが目指すもの
利用者の変化と今後について
創業当時と比べると、お客様のニーズや利用層は大きく変わりました。
当初のベアーズは、夫婦共働きで、子育てをどうしようか、今日の晩ご飯はどうしようか、と本当になにもかもに困っている方が最後に行き着くところといった感じでした。
でも、この15年間で共働きの方だけでなく、一人暮らしの若い方や、シニア層の方、それから専業主婦の方にも気軽にお使いいただけるようになりました。
やはり、富裕層だけが利用するサービスでは“産業”にはなりません。
ベアーズが日本という市場でこの事業を「家事代行」と命名してから15年間で行ってきたのは、いかにしてたくさんの方にこのサービスのことを理解してもらえるか、言い換えれば、どうやって新しい価値観を日本のみなさんに持ってもらえるか、という挑戦でした。
それがようやく実ってきたのだと感じています。
ベアーズがネクストステージとして目指しているのは、“日本の新しい暮らしのインフラ”になることです。
日本のみなさんにとっての生活の基盤になり、それによって様々な活動を支えられたらと思っています。
そして、サービスをご利用くださった方に、ベアーズの家事代行に対して心から感動していただいて、「いつか自分に時間ができたら、次はほかの誰かががんばれるように、今度は私がお手伝いしたい」と思ってもらえたら最高ですね。
感謝のバトンを次につないでもらえるようなサービスを、ベアーズがご提供していきたいと思っています。
常に「冒険者」たれ
――ベアーズが求める人材
まず、大企業に勤めたいと思っている人はうちに来ないほうがいいと思います(笑)。
大企業をつくっていきたい人、大きな影響を社会に与えたい人こそ、ベアーズにマッチすると思いますし、私たちもそういう人にぜひ来てほしいと思っています。私が説明会などでよく言うのは、「うちはただのベンチャーじゃなくて、“アドベンチャー”ですよ」ということです。ベアーズは今、「家事代行サービス産業のパイオニア」であり、「リーディングカンパニー」としての地位を確立していく過程にいます。これはまさに冒険です。ですから、ベアーズという船の乗組員になって、一緒に冒険したいと思える人は、間違いなくやりがいを感じられると思います。
あとは人間くさい人がいいですね。
お客様のお宅で誤って何かを破損してしまったとき、ただ「すいません、弁償します」というのはベアーズらしい対応ではありません。「もの」には、金銭的な価値だけでなく、ときにはそれより遥かに価値のある「想い出」があります。それを傷つけてしまったことに対して「申し訳ありませんでした」と心から言えるかどうか。それが人間くささだと思っています。社長の高橋健志も、愚直で人間くささのある人です。一段飛ばし、二段飛ばしじゃなくて、本当にお客様のことを考えて、地道な努力と工夫と反省と改善を重ねていきたいという社長の気持ちに共感できる人は、ぜひベアーズに来てほしいと思っています。愛と感謝の気持ちをもって、心からお待ちしています。
